一夜明けて倦怠感と頭痛はずいぶんマシになった。けども思考力の調子はあいかわらず悪い。気持ちもトゲトゲ、ピリピリしている。
今の仕事の懸念事項を考えていないときは割と平気なので、精神的な体調というより単に現状に対する拒絶反応のようなものなのだろう。心療内科抗うつ薬は必要無さそう…というか医療でどうにかなるものではなさそうに思う。
頭を使って考えるには向かないコンディションなので、手を動かすことのできる作業からとりかかる。ということで、今日は設計ツールの練習から。資料読みとかに比べれば手作業寄りとは言え、パソコンに向かってする作業はやはりそれなりに頭を働かせないといけない。そういうわけでツールの練習にもいまいち集中できなかった。
集中しきれなかったとはいえそれなりの効果はあったようで、思考力が少し戻った。午後からは、(頭をあまり使わなくてすむ雑用のネタも尽きたので)資料を読んだり前に測定したデータを眺めて今後の方針を考えた。
このデータ、後輩に作ってもらったプログラムで測定したものだが、プログラムのバグのせいか、少し変なところがある。例えばスペクトルのオフセットが妙に大きかったりする。大雑把な傾向をつかむにはこのデータで足りるが、定量的に考えるのには使えない。
データを正確に採ってシステムの特性を定量化できれば、それを基に回路定数や信号処理アルゴリズムを最適化していけるはず。測定ソフトのバグを修正して測定し直したいけど、上司にはその意義を理解してもらえそうにないなあ…。ああ、そうか、この苛立ちが脳の負荷になっているのか。

今日は帰宅してからの外出は無し。