大学へ。途中ちょっと寄り道しすぎて研究室に着くのはいつもより遅くなった。
ひさしぶりに助手の人が来ていたが挨拶の他はお互い何も話すことは無かった。
夜遅くなって、去年の春から関東の企業で働いている後輩が研究室にやってきた。博士号取得の書類を提出するために関西に来ていたそうだ。本人は学位のことは割とどうでもよいと思っていたようだが教授から会社に連絡があって手続きを進めることになったらしい。こちらはうつ病で引きこもっている間、何年も何の連絡もなかったというのに。
彼から最近の研究室の様子を聞いた。ここ数年でマシにはなったと思っていたが、あいかわらず教員たちの指導放棄で問題が起こっているようだ。もうずいぶん前のことだが、この研究室はとある事情(不祥事とかでは無は)で存続が危ぶまれた時期があった。結局なんとか生き延びたのだが、いっそあのとき潰れていた方が世のためになっていたかもしれない。少なくとも熱意ある学生達*1が精神を病んだり退学したりすることは避けられたように思えてならない。

*1:ちなみに自分のことでは無い