大学生のための100人100冊

という企画を大学生協が催しているようです。100冊全部を文庫に限定しているのはちょっと縛りがきつすぎるんじゃなかろうか。新書も含めてもいい気もする。

このリストの内容は、文庫でかつ教養的な本ということで、岩波文庫とちくま学芸文庫講談社学術文庫が大半である。妥当なところだろう。

ちなみに100冊(100作)のうち既に持っていたのは文庫以外の版も合わせて19冊。うち既読はたった7冊。ちょっと情けない数だ。これからでも増やしていきたいものだ。

ちなみに、ディラックの『一般相対論』とかゲーデルの『不完全性定理』とかもリストに入っているのだが、物理学や数学・論理学などを専攻していない学生が教養として読むにはレベルが高すぎる気がする。文庫化されている理系の名著ということでリストに含まれているだけのような気が…。それとも、昔の学生はこういう本まで教養として普通に読んでたのだろうか?