このところ暑さのせいで早く目が醒めてばかりで睡眠不足気味。午前中は技術の勉強をしたが、いまいち調子が出ない。午後からはコーディング。作りかけだった、回路の動作チェックを簡略化する機能をきちんと実装した。そもそも回路の動作をチェックするには、回路中のアンプの増幅率や電流の経路などを全て把握した上でソフトウェアを操作し、正常な電圧が出力されていることを確認しなければならない。これを行うには回路についての理解が必要なので、これまでは担当できる人間が限られていた。もちろん、納品後のトラブル発生時にユーザーに調べてもらうことは殆ど不可能だった。
今日実装したのは、この作業を誰でも出来るように簡単にする機能だ。あらかじめチェックの手順をスクリプトに書いておいて回路をチェックするときにそのスクリプトを読み込ませる。後はソフトウェアの示す手順に従って、オシロスコープ等で回路の端子電圧を確認してゆけば回路が正常であるかどうかを確認できる。
これで少しでもサポートの手間を軽減できれば。