昨夜私が帰った後で、装置におかしなノイズが見つかったらしい。周波数の異なるいくつかの成分があり、いずれも振幅は小さいのだが、周波数が低いので影響を無視できない。ノイズが見つかったときに残っていた関係者は日付が代わる頃まで頑張ってくれたらしい。

原因は特定できなかったそうだが、結線の仕方などで逃げる方法は見つけてくれていた。ただ、その方法は面倒でコストも余分にかかるので、できれば他の方法で解決したい。
確認できている現象を教えてもらって、自分でもやってみたのだが、同じ設計の2台の装置でノイズの周波数が違っていたり、回路のチェック用に配線を延長しただけでノイズが消えたり、コネクタの場所を入れ換えるとノイズが消えたり。どうにもつかみ所が無い。
今日は回路設計者の一人が休んでいたため、少し混乱があったが、もう一人の設計者が昨日に引き続き回路を調べ、私がコンピュータの電源とPCIボードのチェックを行った。

結論から言うと、コンピュータの電源はシロ。PCIボードのほうは挿すスロット位置でノイズを改善することはできるが、十分では無い。コンピュータ側では根本的な解決はできそうにない。その後、回路の調査に参加した。夜10時頃まで色々調べて、やはりグラウンドの鳥かたで解決できそうだということが分かった。皆疲れていたので今日はここまで。