田植えが終わって夏野菜の作業もひと段落したので、以降は田んぼの水量の管理(父親)と雑草の管理が主な作業になる。

 今日はまず母親とスイカ畑の電気柵設置。アライグマがいるという噂はあるが、周りで電気柵を設置しているのはうちぐらいなので、タヌキか猫の見間違いかもしれない。ちなみにアライグマの足跡は細長い手のひらのような特徴的な形なので、素人でも見分けやすいのだけど、それらしいものを見たことはない。タヌキか猫らしい足跡はよく見るが。
 畑から戻る途中で堤防の上で黒いキジがいるのに出くわした。草むらから見えていた上体の色がほぼ真っ黒だったので、最初カラスだと思ったが、母親に言われてよく見ると赤いトサカがあって確かにキジの形をしていた。写真を撮る前に逃げられてしまったが、あんなところにキジがいるとは…。
 畑の後は土を入れて更地にしてある住宅用地(元は小さい田んぼ)の草刈り。もうすぐ地元の虫送りという祭事があり、その土地の脇が最後に松明を燃やす場所になっているらしく、草を刈って取り除いておく必要があるらしい。最終的には係の人に準備をしてもらうようだが、地主も協力する必要がある。
 さらにその後、山手の田んぼの草刈り。この圃場は段状になっていて、下の田んぼとの境は傾斜になっている。今日刈ったのは一番広い田んぼの西側斜面と南側。いずれも防獣用のワイヤーメッシュが設置してあるので草刈り機を使いにくい。おまけに生えている雑草が細くしなやかで草刈り機によく絡まる。
 ちなみに苗代後の横にイノシシのぬた打ち跡があった。やはり電気柵を早く設置してないと。(父親が電池をケチってなかなか設置しようとしないのだが)