午前中は『いなり、こんこん、恋いろは。』の録画の消化。
 午後からは、この前の自転車との衝突でついた車の凹みと傷の修理のため、午後から馴染みの新古車ディーラーへ。前回の見積もりの直後に、板金・塗装のキャンペーンが始まったので、見積もりを取り直して具体的に修理の段取りを取るつもりで再訪した。
 結果的に前回から約1万5千円安く大部分の修理をすることにした。フェンダーは交換で、ドアは板金+塗装、ホイールカバーの擦り傷などは簡単な磨きだけで済ませることに。
 今日はまだ車を預けるつもりはなかったのだけど、消費税アップ前に終わらせるためと代車の都合により、そのまま車を預けることになった。代車は自分のワゴンRの新モデル(OEM供給先のマツダが販売している)で、エンジンが自動でON/OFFしたり、ライトが勝手に点いたり、カーナビやリアカメラが搭載されていたりとかなり豪華な仕様。前回の車検のときの代車がドノーマルのマニュアル車だったのと天と地ほど違う。ターボは載せてなさそうだけどパワーもなかなかありそうだ。
 
 代車がなかなか快適なのもあって、既に午後三時を回っていたが、なんとなく遠乗りがしたくなった。ちょうど午前に見ていた『いなり』の影響もあって、伏見稲荷に行ってみることにした。ナビで調べると、40分ほどで着くらしい。思っていたよりだいぶ近いようだ。今からなら午後4時過ぎには着ける。

 ナビの指示通りに走って予定通り午後4時10分頃に神社に着いた。伏見稲荷大社は駅のすぐ近くにあり、駐車場までの道はひどく狭い。駐車場は満車に近かったものの、夕方ということもあってじきに空きが出た。
 車を降りるとすぐに大きな鳥居と手水場がある。拝殿もすぐ近くにある。さらに奥に進んで少し山を登ると有名な千本鳥居とおもかる石がある。千本鳥居(とそれをイメージした舞台)はテレビでときどき見るので新鮮さはあまり感じなかったが、実際に歩いてみるとさすがに神妙な雰囲気がある。
 おもかる石は、願いごとをしてから持ち上げてみて、予想より重いか軽いかで願いの成就を占う石(こちらもアニメの修学旅行回の定番)。やってみたら思ったより少し重かったので、願いごとは叶わないのかも知れない…。おもかる石の近くには狐の顔の形の絵馬が掛けられていたが、半分くらいはアニメのイラストだった(『いなり、こんこん、恋いろは。』のイラストは案外少なめだったが)。
 さらに山中を進む。千本鳥居ほどみっちりではないものの、山中の参拝順路のほとんどは鳥居で覆われている。参拝客は日本人2に対して外国人1くらいの割合で、やはり中国人が多いようだ。白人や黒人もちらほらみかけた。後はやたら人に慣れた野良猫を全部で3〜4匹見かけた。

 順路には時々分かれ道があるが、今日は末社への枝道はパスしてともかく山を一周できる順路を選んで進んだ。表示板には一周が約4kmで2時間くらいかかると書かれていたので、できるだけ早足で進んだ(2時間もかかったら日が沈んでしまいそうだ)。
 ひらすら山道の石段を進む。じきに汗が吹き出し、息も上がってしまった。ヒールやパンプスの女性も歩いていたが、多分つらいのではないかと思う。なお、順路のあちこちに売店があったが、ほとんど既に営業を終えていた(午後5時頃)。
 そのまま順路に従って頂上を経由して今度は下り道。息が上がることはないが、一歩ごとに膝に大きな負担がかかる。気を抜くと膝がカクンと曲がってへたり込んでしまいそうだ。それでもどうにか山を下り、手水場から横に抜けている露店や土産物屋の並ぶ通りも一通り歩いてみることができた(あいにく大半は店じまいを始めていたので何も買わなかったが)。
 車に戻って一休みしてから駐車場を出た。従弟の家がこの近くにあったことを思いだしたので、ナビで向かってみることにした。もっとも事前に何の連絡もしてないので、家を尋ねる気はさらさら無くてどんな感じの場所なのか行ってみたかっただけ。
 …なのだが、車で路地に迷い込んで立ち往生しかけたりするばかりで結局それらしい場所にはたどり着けなかった。そのまま道なりに適当に走っていたらどんどん遠くまで連れて行かれてしまった。
 帰り道はナビで約1時間となっていたが、何度か道を間違えたりしていたので結局その倍くらい時間がかかってしまった。
 山道を早歩きしたのでかなり疲れていたが、一旦帰宅してすぐにまた車で外出。今日中に洗濯や買い物をしておかないといけない。
 100円ショップで雑貨を買って、コインランドリーで洗濯機を回し、その間にすき家で夕飯。洗い終わった洗濯物を回収して、コンビニで週刊誌の立ち読み。最後にTSUTAYAで新刊を買って帰宅。
 いや近年になく盛りだくさん行動した日になり、さすがに疲れた。