この数ヶ月ほどなんとなく関わってきた業務の管理番号の有効期限が今日で切れるので、どうにかまとめて上司に報告した。
 成果物を直接見せた。案の定、「思っていたのと違う」と無知を丸出しにして文句を言われたが、他社の例を見せたりユーザーがそれを利用する場合の例を実演して見せたりして納得させた。
 そもそも指示は、ユーザーが自分でプログラミングできるように装置制御のライブラリを作れというものであったのに、出来上がったら画面が違うとか1関数ですべての機能が連携してないとか、およそ的外れな文句ばかり。なお、以前に途中経過を見せたことをすっかり忘れられていたのには、もはや驚きもしなかった。

 一昨日の問い合わせについては特に上司からは指示は無い。が、問い合わせと類似の計測器については、それを管理している部署から、今日なら自由に触っても良いという許可をもらっている。この機器は来週には出荷されてしまうので実物を見るには今日くらいしか無いだろう。
 幸い多少は使ったことのある機器なので基本的な使い方は知っているし、今回の目的に合わせた設定なども先日簡単に調べてあるので、本業の合間に試してみても大して時間はかからなかった。ユーザーが持っているものと社内にあるものとは型番が違うので、大雑把なことしか言えないが、やはり機能としては使えそうだ。ただし、先日書いた通り、精度の点で問題が残る。これ以上の判断はユーザーに任せるしかないだろう。