仕事場からアパートの管理会社にテレビが映らなくなったことを連絡した。同じアパートの他の住人からは苦情が出ていないらしいのでうちの部屋だけの問題のようだ。しばらくすると管理会社から連絡を受けた家主さんから電話があり、家主さんの方から修理の人を呼ぶので家に帰れる時間を教えてくれとのこと。
 原因はおそらく屋外ですよ、自分の立会いはおそらく必要ないですよとは言ったのだけど、管理会社にも家主さんにもあまり理解してもらえなかったようだ。
 土曜の時点でテレビとHDDレコーダを合わせて4台の受像機にアンテナ線を繋いで全て同じ症状であることを確認している。4台が一斉に故障する可能性(災害とかがあれば別)と、屋外の配線に何か障害が起こる可能性を考えればどちらが高いかは明らかだろう。機械が分かるとか分からないとか言う以前のいたって常識的な話だとおもうんだけどなあ。 
 
 まあ仕方がないので夕方に電設屋さんに来てもらうことになった。一応定時に帰れば間に合う時刻を指定したのだけど、いろいろ準備(片付け)しないとマズいんじゃないかという気がしてきた。数時間での早退は会社の制度上出来ないらしい*1午後から丸ごと半休にしてもらった。
 帰りに電器屋に寄って壁からアンテナ信号を引くケーブルを購入。このケーブルを交換して直れば電設屋さんを部屋に入れなくても(部屋を片付けなくても)済む。このケーブルが最後の希望だったが結果は×。
 観念して部屋を片付けることにする。ともかくえっちらおっちらと本の山を押しのけて道を作り、一部はユニットバスの浴槽に放り込み、一部は車の中に一時退避し、可能なものはベランダに出した。難儀なことに外は雨模様だったので屋外に出せるものは限られていたけど。もし家主さんも見に来た場合の事を考えると、本の山を見えるようにしておくのは(重量的に)不安もある。隠したいところは黒のゴミ袋やら100円ショップで買ってきたテーブルクロスを被せた。
 
 午後6時過ぎに60歳くらいの頭の涼しげな電設屋さんが来た。本の山を見して小さく「うわっ…」とか言ってた。作業を始めてもらったけど、しばらくごそごそとケーブルをいじっていたが、しばらくして「テレビ本体の故障では?」とか言い出したので、ビデオデッキでも映らないことを説明した。
 壁のアンテナ接続部の断線を疑って部品を交換してみてもらったけど(直付けタイプから同軸のレセプタクルに替わった)事態は改善せず。結局、屋外の配線か分配器が原因だろうということになった。だから最初からそう言ってるじゃん!!
 屋外の作業は明日にさせて欲しいと言われたので了承した。本当は急いで欲しかったけど、日も暮れたし冷たい雨も降っているしでこの中で外の作業を頼むのは心苦しいし、何より危険だったので。P&S&Gと羅刹新撰組(の最終回)はあきらめるか…。

*1:欧米では1時間単位の有休が普通らしいのだけどねえ