昨日休んでいる間に試験中の装置で不具合と仕様変更が。
 不具合は、電源投入時にある回路素子が正しく初期化されていないというもの。ファームウェアのコードを調べてみたが特に問題があるように見えない。初期化のタイミングが不適切なのかもと思い、ウェイトを入れて初期化のタイミングを遅らせてみたところ正常に起動するようになった。どうやら周辺回路の素子の準備が整う前にマイコンが回路の初期化をかけていたために、初期化が正しくできていなかったようだ。ウェイトの長さを変えて試してみたところ、どうやら2秒程度待つ必要があるようだ。2秒は無視できない長さなので画面に初期化中であることを表示するようにした。
 まあこの程度のトラブルで文句を言う積もりはないけど、「ソフトのバグだ」と言われるのは何だかなー。これってどちらかというと電源周りの設計ミスのような気がする。
 もう一つの仕様変更は、前に「言っといたはず」で押しきられてしまった。こちらにはその仕様のことを聞いた記録も記憶も無いが、「言われてない」ことを証明するのはほぼ不可能なので反論は止めておいた。言った言わない論は何より不毛だし。
 それに仕様の変更*1そのものは、他との整合性とかつじつまを考えれば納得できるものでもある。(今回の開発では、「自分で考えることを放棄するという処世術」をテスト中で、言われるままに実装してきたので仕様の整合が取れてないことに気づかなかった。)


 今夜はふらふら出歩かずに録画の消化。『HEROMAN』と『さらい屋五葉』を観る。『HEROMAN』の原作者はアメコミの巨匠、スタン・リーだそうで、「ヒーローマン」なんてストレート過ぎるネーミングにも納得。アメコミのヒーローの名前って「スーパーマン」とか「バットマン」とかストレートなの多いし。

*1:事前に聞いた記憶が無いので、「実装ミス」ではなく「変更」と言い張らせてもらいたい。