『日本経済の真実』

 ネット上での評価は真っ二つに分かれているように見える。個人的には、たしかに「なんか変やないか?」と感じる箇所*1はあるものの、大筋としては正しいと思えた。
 得に最後の「うさんくさい言葉」には全面的に同意したい。最低限ここだけでもななめ読みしておいて損は無いと思う。
 この本が全て正しいと考えるのはちょっとマズいかもしれないが、これまで経済や政治についてテレビの流す情報を鵜呑みにしていた人の目を覚ますには手頃だと思う。

日本経済の真実―ある日、この国は破産します
辛坊 治郎 辛坊 正記
幻冬舎
売り上げランキング: 1068

*1:例えば、物を買うとお金が消えてなくなるかのように記述されているとか