今日も不具合の再現ソフトウェアの作成。
 この不具合再現ソフトは基板メーカーに不具合の再現を確認してもらうためのものなので、不具合のある機体では不具合を起こしつつ正常な機体では正常に動作し、かつそれがソフトウェアのバグでないことが分かる程度にシンプルなソースコードである必要がある。
 もともと本番用のソフトウェア(正常な機体では正常に動作する)が特定の機体でのみ異常な動作をすることから発覚した不具合なので、この本番用のソースコードを基板メーカーの技術者にもすぐ分かる程度まで簡略化してゆくのが妥当な方法だろう。そう考えてしばらくソースコードの簡略化をやってきた。
 コードを削っていく途中で、不具合が再現しなくなったり正常な機体でも変な動作をするようになってしまってはいけない(実際何度かそういう状態になってしまった)。不具合が起こらなくなるのは良いことに思えるかもしれないが、これはコードを削ったことで基板の弱点が表に現れなくなっただけで問題が解決されたわけではない。本番用のソフトウェアではやはり不具合が起こる。もちろんコードを簡略化するうちにソフトウェアのミスが見つかる可能性もあったが、今回は相当簡略化してもそういった点は見受けられなかった。
 てなことをゴソゴソとやっているわけだけど、ちょっとソースを削っては不具合ありと正常の2台の実記で不具合の再現を確認するという作業は非常に眠気を誘う。確認のためにはソフトウェアを走らせてから数秒から数10分は待つ必要があるので、その間オシロスコープの変化の無い画面を眺めていると眠くて仕方が無い。カフェインを摂りまくってごまかしているが、つい意識が飛んでしまうこともある。

 帰宅後、古い週刊少年ジャンプで雑誌の電子化を試してみた。

鳥観察

 朝、何枚かの田で田植えが始まっていたせいか鳥は一羽もいなかった。