『モジャ公』

 『モジャ公』はあまたある藤子・F・不二雄の作品の中で一番のお気に入り。人に貸すためにずっと文庫版を探していて、昨日ようやく全2巻を入手した。

 1989年には同社から愛蔵版(全1巻)が発行されており、こちらでは掲載順は藤子不二雄ランドと同様であるが、「地球最後の日」に最終話を強調するための加筆が施される措置が取られた。こうして『モジャ公』は「地球最後の日」が最終話となり、連載終了から約20年を経て作者の手による正式な結末が付けられた作品となった。
 なお1995年には小学館からコロコロ文庫版文庫本(全2巻)が発行されているが、こちらでは「不死身のダンボコ」は未収録、「地球最後の日」は加筆版が掲載されている。

 残念。やっと見つけた文庫版には「不死身のダンボコ」が収録されてなかったか。愛蔵版も持ってるけど貴重すぎて人には貸せないなあ。