間違った充実感

若者はクソ労働環境で一皮むけるべき、らしい - NullPointer's Blog

デスマが成長に必要などと思ってるのは、むしろ全く成長してない証拠です。同じ失敗を繰り替えし、失敗を失敗と認識しなくなるほどに脳みそが麻痺している人間だけです。

 麻痺というか、間違った「仕事の充実感」を覚えてしまったのだと思う。
 いわゆるランナーズ=ハイのように、心身を酷使していると苦痛を和らげるために脳内物質が出てくるらしい。デスマやトラブル対応に追われていると、スポコン的な充実感が沸いてくる*1ことがあるけど、それも同じ理由なのかも知れない。
 だとしたら、何が「より良い成果」かを考えることのない人は、そういう脳内物質が出るようなシンドイ仕事こそが「充実感のある仕事」だと勘違いしてしまうのかも知れない。たとえそれが本来不必要な仕事だとしても。
 そういう人は、その充実感を得るために無意識のうちに「あえて非効率的な方法」を選んでいる…というのは穿ち過ぎだろうか。

*1:デスマーチ=ハイとでも呼ぶべきか