朝礼、ミーティングの後、測定システムの不具合の調査。
先週は部品交換によってこの不具合を解決できたと思ったのだけど、その後また発生してしまい、部品交換に効果がないことが分かった。明日は不具合の起こっている納入先に出張する予定なので、それまでになんらかの解決方法を探さないといけない。
実験室の試験機にバージョン違いのソフトをインストールしたり、回路の配線をいじったりといろいろやってみたが効果はなかった。と言ってもこの試行錯誤は決して無駄だった訳ではない。ラッキーなことに、途中で不具合をほぼ確実に再現させる方法を見つけることができた。これはとても大きな進歩だ。
不具合を確実に際限できるならデバッグの半分は終わったようなものだ。特に今回の不具合はこれまで手元の機体で際限させることができていなかった。それゆえ、社内で動作確認した部品やユニットを、不具合を報告していただいた納入先の機体のものと交換するくらいしか打つ手がなかった。
これによってデバッグが格段にやりやすくなった。ある手順で不具合を確実に再現させられるということは、その手順でも再現させられないようにソースを修正すれば問題が解決できる可能性が高い。
その方針でコードを色々いじって、暫定的にソフトウェアの基本動作速度を半分に下げることで不具合の発生を避けることが可能になった。明日の出張にはこの状態のソフトウェアを持参することになる。
夜は語学教室のため作業は一時中断。
語学の後は夜遅くまで明日の出張の準備。