センセイ

かねがね「センセイ」は敬称として使いにくいと思っていたが、池田信夫"さん"も同じように感じているとのこと。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/05c20e709b62373870e67914aa3c88fc

政治家とか教師とか弁護士とか医者とか、社会から馬鹿にされつつ形式的に尊敬されている職業につける敬称であることを理解するらしい。

呼ばれる方は気にしないかもしれないが、呼ぶ方が「センセイ」にこういう印象を持っていると気軽に使えなくなる。
面と向かって話すときはできるだけ主語を使わないで済ませるのが無難だろうか。三人称で呼ぶときは「大槻教授」とか「香山医師」とか「麻生代議士」とか「橋本弁護士」とか敬称でない肩書で呼べなくもないけど、すごく固い感じになってしまう。

企業の中では「課長」「部長」というように肩書きで呼ぶのが日本のマナーだが、これも外人がみると奇異に映るようだ。外資系企業では、同僚は(日本語でいうと)呼び捨てで、ほとんどはファーストネームで呼ぶ。日本人には「さん」をつけるが、外人どうしてMr.をつけることは上司でもまずない。

そういえば仕事で関わりのある外国人はみんな「Yamada san」のように日本人には「san」をつけて呼んでいた。反対に外国人に「さん」を付けて「ジェフサン」のように呼んでいた同僚がいたけど、これには違和感があって真似するのは抵抗があった。