仕事始め。
装置のマニュアルを書き始めた。今回はマニュアルをTeXで書いてみることにした。この装置はパソコンと接続しなくても単独で操作できるので、マニュアルもパソコン無しで参照できるように印刷物にしておくほうが良いと考えた。なので印刷したときにきれいなTeXで書くことにした。それに比較的コンパクトなマニュアルなので、たとえ後々HTMLヘルプに変更するとしても大した手間にはならないだろう。
もっとも、装置やファームウェアにまだいろいろ未定事項や変更予定があるためマニュアルも下書き以上に詳しくは書けない。未定や変更の多くは今週中にほぼ決まるはずだが、ひとまずはそれらに関連する箇所は仮のままにしておいて全体の構成を作ってしまうことにした。
夕方、上司から後輩社員にヘルプファイルの作り方を教えるように言われた。そういう話は前にも言われたことがあって、この装置のヘルプファイルを作ってもらうつもりでいたのだが、いつまで経っても具体的な指示が無かったので自分で作りかけていたところだった。TeXでマニュアルを作ってしまえばヘルプファイルの必要性は低いかもしれないが、後輩の学習の意味も兼ねて作ってもらうことにした。
先述のようにこの装置は液晶パネルとボタンで操作することも、パソコンに接続してパソコン上で操作することもできる。TeXのマニュアルは液晶パネルとボタンでの操作を中心に書いているし、そもそもヘルプファイルはパソコンが無ければ意味が無いので、ヘルプファイルにはパソコンからの操作だけを記載することにした。