たらいは回る

安心して産める社会に=「誰も責める気ない」−死亡妊婦の夫が会見 10月27日21時13分配信 時事通信

 東京都内で8つの病院に救急搬送を断られた妊婦(36)が脳内出血で死亡した問題で、夫の会社員男性(36)が27日夜、厚生労働省で記者会見し、「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」と訴えた。

 搬送要請で、医師は頭痛が尋常でない状況を伝えていたといい、「伝わらないはずがないと思うが、誰も責める気はない」と夫。最初に断った同病院の当直医について「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。絶対辞めないでほしい」と話した。

…えらいなあ。

「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」 

なのに

舛添厚労相vs石原都知事 妊婦死亡めぐり批判の応酬

舛添厚労相
「都の姿勢に怒りを覚える」「死亡から2週間以上も厚労省に報告があがってこないのはどういうことか。情報をあげてくれれば国も手を打てる。都にも責任がある。都には任せられない」と痛烈に批判した。

石原知事
「反省してもらいたいのは厚労省。大臣様だ」「医者の数を増やすのは国の責任。国に任せてられないんだ。舛添くん、しっかりしてもらいたいよ」と苦言を呈した。

…。
今度は責任のたらい回しですか?