http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/09/24/index.php

研究も実験も、実は最初にしなければならないことがある。そして、それが最もエネルギィと時間を使う作業なのだ。それは、「何の研究をするか」を決めること。これさえ思いつけば、研究の半分は終わったようなものだと思えるほど難しい。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/09/19/index.php

まず、測定が終了したときに、彼らは「終わった」と思うようだ。これは間違いである。測定が終わっただけ。データが採取されただけである。実験とは、そのデータを考察する行為まで含まれている。したがって、そのあとの作業(たとえばレポート作成)の方がむしろ実験の本質である。

日本の子供たちは皆、「実験」も「研究」も知らずに大学生になるのである。

それどころか良くない指導者に当たってしまうと、知らないまま大学院を出てしまうこともある。