タイトルから本の内容がまるで推測できないが、1970年生まれの女流詩人かつ社会学者である著者が自身の人生をたたき台にして社会の変化について書いた本。
本屋で見かけたときは童謡か何かについて書かれた本かと思って完全にスルーしたのだが、ネットで話題になっていたので買って読んでみた。詩人だけあって文章がとても読みやすい。また肩に力の入っていない著者の論には実に素直に共感できた*1。
黒山もこもこ、抜けたら荒野 デフレ世代の憂鬱と希望 (光文社新書)posted with amazlet at 09.06.04水無田 気流
光文社
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*1:特に世代観闘争の章は白眉