犯罪と失業率の相関がすごい

これは興味深い。「あなたの不安は私の平和を脅かす(by アマルティア・セン)」ってことか。

これだけでも十分いい実証結果なのだが、清水君は、失業してから犯罪が起こるまでにラグがあることを考えて、犯罪件数を、過去数年の失業率の平均で回帰することを試みている。その中でも最も成績のよかった、過去四年の失業率の平均で回帰した結果は次の通りであった。

1956-2004(観測数49)

犯罪件数=684998+392844×過去4年の失業率の平均
     (14.93) (21.92)

 重決定係数は0.91089、定数項と係数のp値はそれぞれ、1.83×10−19、2.55×10−26であった。とんでもなく有意である。
http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_80114.html

参考:少年犯罪データベース

(追記:考える前にやるべきことがあるだろ : 少年犯罪データベースドアに反論あり)