王様

しかし、組織を作ったとしても、なぜかうまく機能しません。なぜか問題が多発します。結果は、経営者が問題修復のために現場に逆戻り。せっかく作った組織を経営者が無視します。再び仕事が経営者に集中する状態となるのです。一見、仕方が無いように見えます。ところが、ここに経営者の本音があります。


年商3億円前後で、経常利益が3%程度出せているソフトハウスの経営者は、ある意味で王様です。権限はすべて自分に集中しています。お客様も経営者の人柄を信頼し、仕事を任せてくれています。自分の給料を決定するのも自分ですし、社員はすべて社長の指示通り動きます。いわば「小成功状態」になるのです。

第2回 「小成功病」が経営者を蝕む | 日経 xTECH(クロステック)

それまで仕事一筋で生きてきていたら余計に権限を手放せない。

こんな依頼をして、社員はやる気が出ると思いますか?

「俺があの車を欲しいから、今日から君たち残業してくれ」

第2回 「小成功病」が経営者を蝕む | 日経 xTECH(クロステック)

そういう動機がバレバレなのに「社員のために」とか言われるとホント疲れる。