4.0にアップグレードしたら、FirefoxとかThunderbirdで日本語が入力できなくなってしまった。
(ちなみにVine3.2ではuimとanthyの組合せで使っていた)
Vine4.0ではscimが標準らしいので、この機会にscim+anthyを試してみた。
まず、rootになって必要なパッケージをインストール
# apt-get install scim scim-anthy
次に、一般ユーザーとして日本語入力をscimに変更
$ setime scim
設定を有効にするために一旦ログアウトしてからログインする。
これで、全角/半角キーやShift+Spaceでscimが起動するようになった。
私の場合、以前は全角/半角キーのキーシムをKanjiにするために、/etc/X11/xinit/Xmodemap.jpに
keycode 49 = Kanji
という行を追加していたのだが、不要になったので削除した。
ここまでで、FireFoxやThunberbirdで日本語入力できるようになった。OpenOffice.orgは一度アンインストールしてからインストールし直すと動作するようになった。*1
続いてEmacs上でscimを有効にするために、$HOME/.emacs.my.elに
(load-library "anthy") (setq default-input-method "japanese-anthy") (global-set-key [zenkaku-hankaku] `anthy-mode)
を追加する。これで、半角/全角キーで日本語ON/OFFできるようになる。*2
私は普通に文章を打っていると、間違えてshift-spaceとタイプしてしまうことが多く、その度にscimがON/OFFしてしまう。これを避けるために、次のようにしてShift+Speceを無効にした。
まず、scimのツールバー上で右クリックして、「SCIMを設定」選択する。設定画面上のツリーで「全体設定」を選択する。ホットキーの開始/終了から「Shift+space」を削除する。