測定装置の動作テスト。これまで、動作テストには測定技術を持った3人ほどの技術者*1に少しずつ協力してもらっていたのだが、うち一人は別の仕事の専任になり、他の2人はやたら仕事量が増えてしまい、頼める先が無くなってしまった。
もともと彼らににテストしてもらっていた時も、不具合の報告が要領を得なくてもどかしく感じることが多かった。彼らはテスト担当者では無いしソフトウェアの知識も無いのでこれは当然なのだ。当初の目論見ではソフトウェアの知識のある部下にテストを担当してもらうつもりだったのだが、そうもいかなくなってきた。中国人である彼には中国との通訳的な仕事が割り振られることが多くなっているのである*2
そういう事情で、仕方なくソフトウェアを書いた本人である私がテストもすることになった。プログラマがテストをするのが効率的でないことは理解しているのだが、やむを得ない。
もちろん唯一の開発者である私がテストをしている間は開発は停止するが、もはや知ったことでは無い。有無を言わさず人を減らしたのは上層部であり、こうなることは最初から織り込み済みのはずなのだから。

*1:納品後の立ち上げやサポートの担当者

*2:本人は技術の仕事がしたいと言っているので、彼には申し訳ない気もする。