朝から実家の田んぼで、雨が降ったり止んだりする中でイノシシ対策。いつも野良仕事を手伝ってもらっていた叔父は、ここ1年ほど叔母の体調が悪くてなかなか来てもらえない。今日も父親と二人での作業。
 父親が鉄格子のフェンスを立てるのでその手伝い。フェンスは、φ5くらいの鉄棒を15×15センチくらいの網目で溶接したもの。サイズは90センチ×200センチくらい。これを地面に立てた防獣用の細い杭に結束バンドで結わえる。
 フェンスを立てるのは田んぼの山側で、残りの辺は電気柵で囲う。フェンスで囲ったことで電気柵で囲う範囲が例年より小さくなったので、これまで2枚の田に別々の電気柵電源を使っていたのを1台の電源にまとめることができそうだ。2枚の田んぼの間にうちだけが使う農道があるので、そこは電気柵を開け閉めできるようにばね付きフックにしておく。

 午前10時頃から端から杭打ち・フェンス立て・バンドで結束を始めた。下草刈りなどの下準備は父親があらかたやってあったが、ところどころ不十分な箇所はその都度作業しながら進めた。途中で雨が激しくなって軽トラに乗り込んで休んだりしつつ、昼過ぎまでに全体の半分ほど(20枚ほど)立てた。
 持ってきた資材が無くなったので帰宅して、家で昼食。しばらく休んでから午後2時過ぎから続き。低木や数年前に伐採したままになっている大木を避けたりしたりで、フェンスがぐねぐね曲がったったが、4時ごろまでに予定の範囲の作業を終えた。
 フェンスが2枚ほど不足していたので、父親が近くのホームセンターに買い足しに行った。その間自分は電気柵の設置を進めておいた。何年か前は、炎天下でカチコチの土に柵を立てるのに難儀したが、今年は地面が湿っているので簡単に打ち込める。さらに、特に土の固い場所がフェンスで囲われることになって電気柵が不要になったので一人でも楽勝の作業になった。
 一通り電気柵を立ててワイヤを張り渡したところで日が暮れてきた。雨も降り続いているので、ワイヤの張り調整と電源の設置は明日以降に父親がやることにして、今日の作業は終わり。