春先は気分が落ち込む。苦手な夏が近づく気配を感じるせいだろうか。
 その反面、寒さが緩んで体を動かす億劫さがマシになってきたのも事実で、掃除などの家事をするのが苦でなくなってきた。ということで、ずっと延び延びになっていた自宅のNAS*1のバックアップ設定をようやく済ませた。
 現在、自宅では、ファイルサーバーとして2GB(2GBHDDのRaid1)のNASを主体に使っている。スキャンした本のデータもこのNASに保管してあるので、もしこれが壊れた場合には相当大きな(心理的な)ダメージを受けることになる。
 ずっと前からバックアップを設定しなければと、以前に使っていた小型NASを用意はしていたものの、設置場所の問題から延び延びになっていた。
 バックアップNASは、できればメインのNASとは空間的に離して設置しておきたい。特に電源は別のコンセントから取るようにしたい。などと考えると、どうにも適切な場所がない。古いHDDレコーダーを処分したらその空き場所に…などと考えているうちに日にちばかり過ぎていた。
 ここ数日、NASの中身を少し整理しているときにふと故障したときのことを想像して怖くなった(おそらく憂鬱な気分のせいでいつも以上に心配症になっていた影響)。この際、設置場所や電源についての理想は棚上げして、ともかく現状のデータだけでもバックアップしておくことにした。設定さえしておけば場所を移動は後でも良いのだから。

*1:Network Attached Storage