仕事の最中に父親からメール。先日再インストールしたデータベースソフトの「桐」が、またしても起動しなくなったらしい。「桐」は使いやすさは大したものだが、いかんせん作りが古くてWindows 7で使うには心配な面がある(一応ベンダーはWindows 7にほぼ対応と言ってはいるが)。また、父親の使い方からすれば桐はオーバースペックもいいところなのだが、せっかく曲がりなりにも父親に使えているソフトをあきらめるのも惜しい。
 と言うことで夜に見に行くことにした。このところ仕事が思ったように進まないので今日も残業したので、夜の9時過ぎに着くと父親に連絡を入れて実家に向かった。

 で、またしても痛恨の失敗。

 実家へ行く途中で車の事故を起こしてしまった。幸い今のところ双方にケガはないようだが…。
 場所は実家にほど近い中古雑貨・古本の店の前。店に右折で進入しようと停車していた車に追突したかたち。雨の夜で見通しが悪く、信号の少ない単調な一本道ということもあって、気付くのが一瞬遅れてしまった。ブレーキは踏んだものの止まり切れず。
 すぐに店の駐車場に車を移動し、警察に連絡して警官の到着を待った。隣の町でも大きな事故があってパトカーが出払っていたらしく、白バイでやって来たのは年配で恰幅の良い男性警官が一人。事故のいきさつについては加害者・被害者ともに認識にずれがないので、警官への報告でもめることはなし。双方順番に警官の指示通りに免許証、車検証、自賠責保険証を提示した。
 警官の言うには、今のところケガひ人は無さそうなので物損事故として届け出るとのこと。後から障害が出たら所轄署に電話で連絡するように、と。
 届けが終ってから相手と名前と電話番号とナンバープレートを交換して別れた。虚偽が無いことを示すためにこちらは免許証と携帯電話も見せておいた。
 保険会社のサポートダイヤルに何度もかけてみたが一向に繋がる気配がないので、
夜10時近かったが担当者の携帯電話にかけてみた。最初は留守電に繋がったが、すぐに折り返し掛かってきたので、事故のいきさつや相手の情報を伝えておいた。

 なんだかんだあったが一通りの手続きが済んだし、もう実家のすぐ近くまで来ていたので、一息入れてから予定より30分ほど遅れて実家へ。事故のことを言えば親が慌てるかも知れないので、ひとまずは黙っておくことにした。先に本日の目的である父親のPCのソフトウェアの再インストールをやり、また同じことが起ったときのために手順のメモを作った。全部終わってから父親にだけは事故と、ひとまずの対処が済んでいることを伝えておいた。
 遅い夕飯を食べて、両親のスマホ選びにアドバイスなどしているうちに11時半。急いで風呂に入って、早々に出立。
 おそらく事故のせいでエアコンが効かなくなっていた。そのままだとフロントガラスが曇るので温風を出しながら帰った。
 早いとこ修理に出したいけど、事故調査とか待つ必要があるんだろうか?