空想科学仕様書を書いている。
 「何ができるべきか」(用途や目的)があいまいなのに、「何で作るか」(具体的な機材)だけが決められれいるというロジックが逆立ちした仕様書。
 この機材でできることをなるべくたくさん盛り込んだ仕様を書けとか、かなり意味不明。まあ指示を出している本人も成果物のイメージがあるわけでもないので、専門用語をてんこ盛りにしたそれっぽい書類をでっち上げればそこそこご満足いただけるだろう。
 問題は、そこに書いたとこが「既定事項」かつ「義務」に拡大解釈される可能性が高いということ。あまり風呂敷を広げて書くといずれ自分の首を絞めることになる。今のところご本人は「あくまで仮の仕様でいい」と言っているが、しばらくすればそんなこと忘れて「お前が自分で書いた仕様書なんだから絶対に実現しろ」と言い出すに決まっている(前例あり)。アホラシイ。