昨日の工作で作った保持具を実際に使ってみた。試作した保持具はまだ作りが粗いので、素子を載せるときは慎重に作業しないと失敗して素子を壊してしまいそう。
 そういうわけで使い勝手というか扱い易さの点ではまだイマイチだけど、保持能力と電極の接触は心配したほど悪くなさそうだ。試しに素子の性能チェックをしてみたが、以前とほぼ同じ結果が得られたので、電気的な接触にも問題は無いだろう。同様のチェックを何度かやってみて具合を確かめたところで今日は終わり。
 
 定時を過ぎてから同僚がとある社内実験用のPCがおかしいと言ってきた。なにやら難しい実験がやっとうまく行き始めたところで測定中のPCが落ちたらしく、ひとく残念そうな様子だった。
 実際にそのPCを調べてみると、計測ソフトで大き目のヒープメモリを確保しようとしたときにOSが落ちるようだ。同じソフトウェアを開発用のPCで動かしてみると、メモリ容量が同じであるにもかかわらず、こちらでは何も起こらない。
 もしかしてメモリ素子自体に問題があるのかも知れないと思い、同僚と一緒に近くのパソコンショップに弊店間際に駆け込んで互換のメモリを購入した。
 会社に戻って買ってきたメモリを取り付けてみたが、症状は改善されない。元のメモリを取り外して新しいメモリだけにすると、問題が起こる頻度が下がった。もしやと思い、新しいメモリだけをCPUに近い側のメモリスロットに取り付けてみたところ、症状がまったく出なくなった。
 本質的な解決とは言えないけど、既に深夜だし、同僚もひとまずはこれで良いと言うし、さしあたって策も無いのでこれで様子を見ることにする。