少し前に壊れたイントラネット専用ウェブサーバーの復旧を命令(というかほぼ脅迫)された。このサーバーは元々自分の仕事を楽にするために適当にでっち上げたもので、正規の業務として運用していたわけでもない。社内情報の閲覧や検索などで他の社員にも利用はされていたものの、言わば非正規のサーバーで会社の電力を無駄使いしていたようなものなので、壊れたら運用を終わりにするつもりだった。(最近はあんまり自分で利用することも無くなってきていたこともある)
 正直言って億劫仕方ないし、できれば他の社員に振ってLinuxサーバーの立て方くらい覚えて欲しかったのだけど、上司には社内に知識を蓄積するという思想が皆無なので、結局全部一人でやることになった。やれやれ。
 サーバーにしていたパソコンはあまりにもボロ(AMD2の400MHzくらい)だったので、もう少しマシな機体が余ってればそれと交換したかったのだけど、古いPCの大方はこの前の模様替えで破棄したばかり。残っていた数台は、業務用の予備として確保するということだったので、結局壊れたHDDだけ交換して元の機体を継続して使うしかなかった。
 OSは、最初はCentOSを考えていたのだけどCDでインストールしようとすると7枚もCDを焼かないといけないらしく、あまりに面倒くさい&もったいないので結局Debian/GNUにした。
 OSのインストールは何の問題も無く完了し、必要なパッケージを思いつくままaptでインストール。Apache2を動くようにしてから、6月にバックアップしてあったウェブサイトのコンテンツをサーバーに書き戻した。これでとりあえず最低限のウェブサイトは復旧した。他にもHikiとかバグトラッキングとかデータベース検索とかを復活させる必要があるのかもしれないけど、どれも手間がかかるので保留。