昨夜は暑くてなかなか寝付けなくて睡眠不足。本音を言うとエアコンを使いたかったけど、アパート据え付けの古い室外機は音がうるさいので、まわりに窓を開けて寝ているお宅がありそうな季節はちと使いずらい。
 今日も昨日と同様に気温が高い。さらに雨降りのため湿度まで高い。うー、蒸す〜。助ーけーてー。
 
 午前中は、客先でうまく動作しなかったという装置の検査。現地で実際に作業をした社員と一緒にやってみた。途中、オシロスコープの電圧プローブが緩んでいたのを断線と勘違いしたりもしたが、特に異常は見られない。今回は現地の代理店の人に装置を送ってもらったらしいが、頼んでおいた2筐体のうちの1つしか送ってもらえていない。まだ現地に残っている筐体に不具合があるのか、それとも単に出張した社員の捜査ミスがあったのか…。ともかく担当部署に現状を伝えてこの後の対処任せた。
 それにしても、客先で不具合らしいことが起こる度にホイホイと送り返すというのはいかがなものか。特に機材がでかくて重い場合は手間も送料もバカにならない。本当の故障なら仕方ないけど、現地に行った社員の製品に対する習熟度が低くて自身の操作間違いを故障や不具合と勘違いして返送していては費用だけでなく顧客の信用まで損ねることになる。
 いいかげん、経験の浅い社員のトレーニングを会社として真面目に考えないといけないと思うのだけど。てなことを言う度に「(製造・修理・トラブル対処で)教育に割く時間が無い」とか言われるが、むしろ、ろくに社員のトレーニングをしないからパフォーマンスが上がらずトラブルが減らず、時間が無くなってるのでは?
 午後からは自分のお仕事。仕様変更のコーディング。ややこしい条件分岐をシンプルに出来ないかとしばらく頭をひねってみたが、どうもいい考えが思い浮かばない。時間も無くなってきたので、仕方なく力技で動作するようにした。自分の裁量で仕事ができた頃なら、後からリファクタリングするからまずは不細工でも動作するコードを書く、というやり方でやっていたが、リファクタリング禁止令*1が出ている今は、動作はするが汚いコードをうかつに書けなくなった。(そのくせ、そういう禁止令を振りかざすマネジャーに限って仕様をちゃんと詰めず、後から仕様変更をボロボロ言い出して、結局動いているコードに手を入れる事態を招いたりする。)
 それはともかく、とりあえず言われていた機能追加と仕様変更の動作確認がとれたので、上司に状況を報告して実機での動作を見せた。メッセージダイアログについて要望が一つでたが、その他の動作はOKが出た。
 ちなみにその途中で電子部品の装着ミスが見つかった。こんな明確な初期不良が発見できないようでは、社内での動作確認のやり方に問題があると言わざるを得ない。自分なら早急に動作確認のマニュアルを整備するけど、おそらく今回も結果オーライで済まされるんだろうな…。こういうその場しのぎの繰り返しが現場の時間を浪費しているとしか思えないのだが。

*1:「動いているコードは触るな」というどこかで聞いたことのある命令