ゴーマンかましてよかですか?はっきり言ってこのごろ周りのほとんどの社員がバカに見えてしかたが無い。そんな自分にも自己嫌悪を感じる。内側から腐っていくとはこういうことなのだろうか…。
 ちかごろずっと頭がカッカして落ち着いて物を考えられない。記憶力も落ちている。ここの日記も上手く書けない。良くない状態だ。
 いくつかある憂鬱の原因のうち最大のものは押し付けられそうになっている仕事だろう。この案件、それなりに規模が大きく難易度も低くないにも関わらず、ど素人1人に使用経験の無いツールを与えて放置するという信じられない進め方がなされてきた。それでも納期まで1年以上も時間があったので、やり方によってはなんとかなったとは思う。
 やっかいなことに社内に経験者の居ない開発ツールを上が勝手に決めてしまったのでこちらとしてもサポートのしようが無かった。後から手助けを求められてもどうしようもないので、とにかく絶対に外部のアーキテクトなりコンサルタントなりのコンサルティングを受けるようにと何度も何度も忠告した。
 にもかかわらず責任者は再三の忠告を全て無視して無為無策を貫いた。自分には彼のこの行動(というか何もしないという姿勢)は全く理解できない。本当に理解できない。責任者本人にはソフトウェア開発に関するスキルも知識も皆無だというのに、何を考えて放置し続けたのだろう?良い子にしてれば眠っている間に小人さんがやってくれるとでも思っていたのだろうか?
 でもまあこちらの忠告を無視するということは、自分のマネジメントでやり遂げられる自信があったか、失敗しても構わないと思っていたかのどちらかなのだろう。と言うかそれ以外に無い。
 ともあれこちらとしては手伝いを引き受けるための最低条件を無視されてしまったので、あとは巻き込まれないようにするしかなかった。もちろんあちらで完遂できるのならそれが一番良い。
 しかし案の定、その後もこの件は遅々として進んでいないようだった。無関係を決め込んではいたが、つい時々「このままじゃまずいのでは?」とつついて見ることもあったが、それでも責任者は具体的なアクションを取ることは無かった。
 こちらが何を言っても無視して遅れを放置しているのだからこちらとしてはこれ以上どうしようも無い。
 ところがあろうことか、この案件の責任者(むしろ無責任者と呼びたい)にヘルプを頼まれた上司が(「軽率にも」と言いたい)協力を引き受けてしまった。と言っても実際に作業に巻き込まれるのはこちらである。上司にはかねてから「あの件には絶対に関わりたくない」と何度も宣言してきたにも関わらずだ。
 仕方なくできる範囲で手伝うことをしぶしぶ了承したが、なんだかんだと言って責任を押し付けられつつある。部下の反感を買ってまでそんなにエエカッコがしたいのだろうか?
 責任もマネジメントも何もあったものではない。出来る見通しも無いのに周りに媚びるように安請け合いしておきながら、現場の再三の悲鳴を無視して時間を浪費し、いよいよやばくなったら「出来そうなヤツ」に丸投げする。あげくに丸投げした相手が手こずっていると「なんで出来ない」となじる。


…もはやつける薬も無い。