怪しいタブレット

 安物タブレットなので外見も動作もほぼ予想通り高級感は無い。承知の上で買っているのでどうということもない(最悪の場合はすぐにゴミになる可能性も覚悟していた。)。
 とりあえず余っていたマイクロSDカードを挿して起動してみた。圧電式なのでタッチ感度は悪いけど、爪でひっかくようにしてやればそこそこ入力を拾ってくれる。まあまあ許容範囲だろう。
 このタブレットの購入目的はPDFファイルの閲覧だったので、なにはともあれ本をスキャンして作ったPDFファイルを表示させてみることにする。プリインストールのビューワは動作が遅すぎるので、Adobe Readerをインストールする。
 このタブレットは怪しいタブレットにしては珍しく Android Market を利用できるようになっている。Wi-Fiさえ使えるようにしてやればアプリのインストールは簡単なはず。
 無線LANルータの設定を少しばかり変更する必要があったが*1さほど支障なくWi-Fiに接続することができた。続いて Market から Adobe Reader をインストールした。
 Adobe Reader で自作のPDFファイルをいくつか表示させてみたところ、残念ながら表示が遅くて日常的に使うのはちょっと厳しいという感じ。買い物を失敗したかな…と半ば諦めつつ、ダメモトで有料の別のPDFビューワである「ezPDFReader」を試してみた。
 するとこれが大当たりで、相当に大きなPDFファイルでもさほどストレスにならないスピードで表示してくれる*2。他にもページ指定ジャンプとかファイルごとに読みかけの位置を記憶してくれるとか、Adobe Reader に無い便利機能がいくつもある。zPDFReaderは有料アプリだけど、この機能で約1ドルは安い!これならブックリーダーとしてもなんとか使えそう。

 予想外だったのは動画再生で、Desire用にflvから変換したmp4のファイルがどれも再生できなかった。変換のオプションで回避できるかも知れないのでそのうち試そう。
 本のスキャンについてもだいぶノウハウがたまってきてるんだけど、まとめて書く時間があまり無い。これもそのうち。

*1:MACアドレスフィルタリングにタブレットWi-Fiアダプタを登録したり

*2:十分に高速とはまでは言えないけど