開発中のファームウェアの動作が時々やたら鈍くなる。ちょっと調べてみると、本体パネルの応答を改善するために昨日追加したタイマー割り込みがデータバスの混線を起こしているようだ。新たに追加したタイマー割り込みと元からあったタイマー割り込みがそれぞれ勝手にデータバスを使っている。
 これはまずいので、何らかの方法で調停してデータバスを正しくシェアさせないといけない。ということで午後から数時間かけて色々やってみたものの、どうにも上手くいかない。何かが間違っているのだろう。
 一番シンプルな解決法(簡単かどうかは別)は、データバスを共有せずに済むように通信相手であるロジックアレイの動作を変更することだろう。ところがロジックアレイの担当はいささか気難しい年配の社員さんで、この手の変更をお願いしても聞いてもらえそうにない。今回の小規模なロジックアレイなら自分で変更することもできるとは思うけど、それでは担当者の面子を潰すことになりそうだし。
 やはりソフトウェアで何とかするしかないか…。しかも明日中に形にしないとまた叱責を受けそうだから大きな変更は出来ないし。むむむぅぅ…難問…。(仮にエレガントに解決できても、周りにプログラミングが分かる人がいないので、誰にも価値を分かってもらえないのがまた悲しい。)