一応言っておくが、高度成長というのは、医療技術の進歩等で特定の世代の数が増加し、扶養すべき高齢者も子供も相対的に少なくなる人口ボーナス期に普通に起こりうる現象だ。
団塊世代が人一倍頑張ったわけでも偉いわけでもない。
それどころか食い逃げしようとあれこれ画策してきた分際で、我々団塊ジュニアにウルトラＣを期待するなと言いたい。
まあまあ城さん、なんて思いつつ元記事を読んでみたけど、これは本当に腹立たしいわ。
「ジュニア世代は、結婚しない理由に収入が少ないことや、結婚後に経済的な負担が増えることをあげる。今後もそうした傾向が続けば、経済は縮小してしまいます。私は『もっと元気を出せ』と言いたい。親の団塊世代だって貧しかった。だからこそ、結婚を機に奮起しようと考えて頑張ったのに、ジュニア世代にはその気概がない。所得や消費の面で日本の将来を支えるジュニア世代がこんなに頼りないのでは、先行きは真っ暗です」
あいすまんこってす、頼りなくて。日本の将来を支えようにも大黒柱が団塊世代というシロアリに食われてもうボロボロなのよ*1。
「ワシらが若いころはもっと頑張った」という与太話へのツッコミは城氏の記事を見てもらうとして、呆れ果てるのは次の部分。
団塊ジュニアが４８歳になる１３年後、６５歳以上の年寄りを、現役世代の３人で１人を支えることになる。こりゃあ、改めて、絶望的である。
いやいやいやいや、団塊ジュニアなどという活力が無くて絶望的に情けない連中をあてになんてしてはダメですよ。
優秀な団塊世代の方々はこれまで頑張って働いてきて収入も多かったのだから、老後の備えもバッチリなんでしょ？
*1:いっそ駆除していいですか？
