新幹線で東海地方に日帰り出張。珍しいことに、最寄りの駅が東海道新幹線の停車駅という便利な場所が目的地だったので、移動はずいぶん楽だった。
 いつもの出勤時間より少し遅く家を出て昼ちょうどに新幹線を降りた。初めての場所所だったので行きはタクシーを使った。
 作業はつつがなく完了。その後で今回の改良と新機能について説明した。たいていは実際に装置を使っている1人か2人に説明することが多いのだけど、今回は7、8人も聞きに来られて困惑した。普通の会話レベルの声だと端の人には聞こえにくいのでいつもより大きめの声を出さないといけない。さらに聞き手の約半数は日本語カタコトの外国人。説明は日本語でと言われていたので、少しでも分かりやすいようにとなるべく用語には英単語を使って、なおかつゆっくり話すようにした。
 説明の後は、製品に関する疑問や質問に答える時間。このときユーザーと話をして、基本的な機能や使い方が十分に知ってもらえていないことを感じた。納品担当者の説明が不十分だったか、マニュアルがダメだったのか分からないが、担当者の交代や外国人が使う可能性が高まりつつある現状を考えると、図を多めに使ったマニュアルの整備の必要性を感じた。
 しばらくすると質問も出尽くしたので終わりにして退出した。ほぼ予定通りの時間に終わることができた。帰りはバスで駅まで。新幹線は惜しいところでひかりの発車に間に合わなかったので、次のこだまでのんびり帰ることにした。(次のひかりを待っても到着はあまり変わらなかったのだけど。)