楽天性の害

現場の常識,管理職の非常識 - カレーなる辛口Javaな転職日記

日本のSIerや管理職層は開発経験も知識もないので,いまだに「プログラミングは誰にでもできる簡単な仕事」「上流工程が重要」「設計さえすめば(=青写真さえ書ければ)開発は終わったも同然」という意見は根強いようだ。

テストやデバッグの重要性を認めないのは,管理職や経営者くらいのもんでは.

 自分たちに都合の良いことしか考えたくないということだろう。しかも、たぶんそれを自覚すらしていない。悪い意味で楽天的と言うか、都合の良い空想の世界に生きていると言うか…。
 職位が上がるほどそうなるのは、自由にできる範囲が広がるため、本来無理なことまで自分の思い通りになるように錯覚しやすくなるのからだろう。

  • 誰にでもできる簡単な仕事 = (無意識の本音) プログラマを安く雇いたい
  • 上流工程が重要 = (無意識の本音) 現場より自分たちが上と思いたい
  • 設計さえすめば開発は終わったも同然 = (無意識の本音) 終わりだったらいいな
  • テストやデバッグの重要性を認めない = (無意識の本音) バグが無かったらいいな