昼前から実家で物置の整理。
缶詰や雑貨品を入れている物置の土壁がシャレにならないくらい崩れていて扉が動かなくなっている。ともかく落ちた土を掃除して、錆びて膨らんでいた扉のレールを交換した。扉の車輪もいかれているので、スムーズに動かすにはこれも交換する必要があるけど、とりあえず開け閉めはできるようになったので今日はここまで。
土壁の反対側は漬物部屋になっていて、こちらも棚が落ちていたり劣化が激しい。そもそも土壁が崩れたのもこの部屋の塩気と湿気が原因かも知れない。今は漬物を作る量も少なくてこの部屋は使っていないので、片付けて部屋を空にすることにした。部屋の中にはカメに入った梅干が何年も前からほったらかしになっている。カメを運び出して中身を捨てないといけない。狭い部屋のくせに後から後から辟易するほどカメが出てきた。結局、いつのものかもわからない梅干の入ったカメが15個以上と、カメだけでは足りなかったのか梅干の入ったバケツが2個ほど出てきた。そのほとんどは20年ほど前の梅が豊作だった年に、祖父母が大量に漬けたものらしい。
捨てるにも水分と大量の塩分を含んでいるので適当に捨てられない。特に昔は塩をふんだんに使って梅干を漬けていたので、塩が結晶になって析出していたりする。結局、自宅で管理している竹薮の中で草木が枯れても差し支えない場所に破棄することにした。水分はフタ付きのポリバケツにまとめて、梅干は肥料の空き袋に入れて運んだ。塩分のおかげで腐っているものはほとんどなかったので悪臭がなかったのは幸いだった。
やはり自家製の食材は家で食べられる量だけ作るようにしないと材料も手間も無駄になってしまう。豊作で余った分は人にあげるか、もったいないけど捨てるようにしないと。