単に今までがしょぼ過ぎただけでは。
http://www.asahi.com/science/update/0411/TKY200904110225.html
むしろこれまでの少なさに驚いた。
希少種のいる干潟を埋めたり、ダムを作っては壊すためには兆円規模を使うくせに、理科教育にはたった13億円しか出してないなかったなんて。
ちなみに、経済対策で「特盛り」ってことは、予算増は今年限りってことでしょうか。
しかし、科学技術振興機構と国立教育政策研究所の昨年の抽出調査では、コンデンサー、手回し発電機といった新指導要領で必要な実験機器のない小学校が6割以上あった。小学校の備品費は年平均約9万円で、指導要領上、必要と試算した額の半分ほど。「ゼロ」という答えも、小学校で40%、中学校で24%、高校で27%に上った。
さて、たった200億円の教材費で何が買えるんでしょうか?無駄遣いも甚だしい医療費は30兆円余りの規模なので、その0.01%にも満たないレベルですが。
まだ足りないとか教員にも金をかけるべきとかどうせ天下りに使うんだろとか、何かと不満は残るけど、それでも少しはマシな方向に進み始めたと思い…たい、ホント。
はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):理科教材費、どーんと15倍 経済対策に200億円盛る - サイエンス
参考:http://www.japse.or.jp/pdf/study_revision.pdf