今日も一日中、回路図とにらめっこしながら回路ブロック図の作成。
図はOpenOffice.orgのDrawで描いている。詳しく書き込んでいくうちにDrawのページ(A4サイズ相当)が窮屈になってきたが、どうにか1枚に収められそうだ。
回路ブロック図を埋めていくにつれて回路の概要もそれなりにつかめてきた。ただし回路ブロック図からわかるのは静的(static)な構造だけで、動的な(dynamic)な構造はわからない。たとえば回路中のスイッチやリレーがどのような場合にどのように切り替わっている必要があるかはわからない。
静的な構造については回路図から読み取ることができるが、動的な「振る舞い」についての資料はないので「使い方」と回路図から起こしていくしかない。今回の場合、マニュアルや仕様書と言った使い方についての資料もほとんどないので、そこから整理していかないといけない。とすれば装置の目的や現場での使われ方を把握しなければならないが、これも資料がないので…とキリがなくなる。
資料作りは、やりすぎても時間の無駄だけど、少なくとも静的・動的ふた通りの構造は時間をとってまとめておく必要があるだろう。
ところで、回路図や回路ブロック図は、UMLにおけるクラス図に相当すると思う。とすれば、回路の動的な構造はUMLのユースケースに相当する形で書くものなのだろうか?