朝から昨日の作業の続き。電源表示用のLEDが点灯しないのは電流制限抵抗の大きさを間違えていたからだった。220Ωのつもりが220kΩを付けてしまっていた。正しい抵抗器に交換したら正常に点灯するようになった。ただしそのうち1台だけはAC電源の入力部に圧着端子の接合不良があってスイッチが入らなかった。修理するのは簡単だが部品と工具の場所が分からなかったので後は担当に任せることにした。
引き続き機械や電気回路に関する諸々の作業を処理した。
まずは別の案件で修理のあいだ貸し出していた代替機の動作確認。問題が無ければ在庫に戻す。パソコンに接続してソフトウェアの回路チェックウィザードで確認した限り出力電圧は全て正常。後は実際に使用してみて支障が無ければ問題なし。
次にこれと同型の機体で組み立ての終わったばかりの数台の動作試験…をしようとしたら足りない部品がいくつかあったので、動作試験は延期して担当者に部品の発注を依頼しておいた。
さらに今度は別件で預かっているパソコンの動作検証。このパソコンに先に検査した回路と測定ユニットをつなぎ、実際に測定しながら動作を観察する。第一の目的はパソコンまたはソフトウェアの不具合の再現だが、測定ユニットの動作検証も兼ねている。本当なら確実に動作する測定ユニットを使いたいところだが今は調達できないので仕方がない。ともかく測定を始めてみたが、どうにも上手く行かない。真っ先に思い付く原因は、試料の劣化と断線だ。そこでまず配線を調べてみたが、断線などは見当たらなかった。次に試料を何度かクリーニングしてみたがやはり改善は見られない。
原因不明のままというのは落ち着かないが、遅くなったので今日はここまで。