昨夜は冬物のスウェットを着て、布団を薄めにして寝た。そのおかげか、風邪(寝冷え?)はかなりマシになった。
今日も引き続きマニュアルの更新。今回予定していた範囲の8割くらいまで終わった。英語の方は、『マスターしておきたい技術英語の基本』を読みながら気になる箇所を修正している。今日は、不適切と思われるconfirmを別の単語に置き換えた。でもさすがに英語の校正の必要を感じる。近いうちに校正業者に見積りを頼んでみよう。

午後から会議室である共同プロジェクトのミーティングがあった。このプロジェクトにはヤバい匂いがぷんぷんするので、できれば関わりたくないと思っていた。幸い今日は出席するように言われなかったので安堵した。もしかしたらこのまま巻き込まれることなくやり過ごせるかもしれない。
問題のプロジェクトには3つの課題があり、そのうちの2つはそれほど心配は無いのだけど、残りの一つはあまりに見積りが甘すぎる。こういう度の過ぎたオプティミズムが放置される案件はいつもソフトウェアの開発と決まっている。今回もやはりそうだ。
さらに恐ろしいのはそれを誰も指摘しないまま話がどんどん進んでいることだ。実はメンバーの何人かはその困難さに気がついている。でも、彼らは誰も当事者になる心配が無いので見ないふりをしてだんまりを決め込んでいる。当事者になる可能性のある人間はむしろ意図的にメンバーから外されている節がある。おかげで誰もが無責任に完成の夢を見つづけているように見える。
今日のミーティングでも、各自が自分の担当分野の現状と展望を語っただけで、グランドデザインや実現のために何が必要かという話は全く出なかったらしい。つまり皆自分の研究や開発にしか関心が無く、プロジェクト全体について真剣に考えている人がいない。プロジェクトには税金も使われているというのに…。