ひさびさに本買い行脚。ひさびさなので気合いを入れていつもより30分ほど早めに出発した。途中のラーメン屋も約ひと月ぶりに立ち寄った。奮発して半炒飯つけた。
最大の目的であった『オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践』は今日も入荷して無かった。これ以上待ってもたぶん入ってこないだろうから、後でネットで注文しておいた。代わりに(?)村上雅章さんの訳本が出てたので購入。でもBorland C++ Builder6では最新のBoostは使えないんだけど。
あと、誘電体物性のわかりやすそうな入門書を見付けた。装丁が安っぽくてこれまで目に入らなかったけど、微妙にマニアックでなかなかよさげ。物性科学の入門書なら研究者人工を考えて半導体とか磁性を中心に書くのが無難だと思うけど、誘電体をメインに据えているのがが気に入った。
仕事上の必要に迫られて制御工学を学習している。これまでに入門レベルの教科書を2冊+αほど読んできたけど、演習が不足しているので自在に仕事に活用できるレベルにはほど遠い。なので今回定評のある演習書を買ってみた。実は姉妹編の『演習で学ぶ基礎制御工学』は前に買ってあったのだけど、やっぱり基礎制御(古典制御)を先にやるべきかと思って。
先日のノーベル物理学賞の内容(素粒子物理)は、同じ物理学でも自分の専門である物性物理実験とはまるで畑違いの領域なので、「クォーク」とか「自発的対称性の破れ」などの言葉に聞き覚えがある以上の知識が無い。せめて『クォーク—素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)』くらいは買って読んでおこうかと思ってたのだが残念ながら棚には無かった。おそらく自分と同じように考える人が大勢いるて売り切れてしまったのだろう。アマゾンでも数週間待ちの状態になっている様子からすると、そこらの本屋を探しても見付けるのは難しそうだ。講談社はがんばって増刷してください。…まあどうせすぐに古本屋に大量に並ぶだろうけど(←おい!)。

帰りはすき屋に寄った。いつも吉野家ばかりですき屋に入るのは初めてだったが、全般的に吉野家より好みかもしれない。