朝礼の後、定例ミーティング。
その後はもろもろの雑用を片付ける。まず納品が送れているメーカーに催促メールを送る。併せて修理に出している装置の状況確認メールも送る。引き続き先週金曜の出張の事務処理を済ませる。あいにく、領収書を家に忘れてきたので今日は提出できなかった。さらに、先週の続きでユーザーからの不具合報告への対応。不具合原因を絞り込むための手順書を作ってユーザーに送付。

夕方から新プロジェクトのミーティング。テーマは二つあり、一つはこれまで個別に作っていた装置群を統合して制御する装置・制御系の開発。もう一つは新しいセンサの開発。自分自身は一つ目のテーマに巻き込まれそうな気配が濃厚で恐々としている。というのも例によってソフトウェアの作業量がろくに見積もられておらず、「本業の合間にやらせたらええ」とかのたまわれているからだ。どう考えてもそんな甘っちょろい負担で済みそうに無いんですけど。
それに、このテーマには自分よりその役目に適した社員がいる。その社員こそが今回のテーマの基礎部分の制御系をずっと担当しているのだから、常識的に考えればまずそちらに話を持っていくべきだろう。さらに言うと、その社員はずいぶん前から今回とほぼ同じ目的の制御系の開発を始めていたはずだ。その件が今どうなっているのかは知らないが、開発が継続しているならそちらを転用なり拡張なりすることをまず考えるべきだろうし、頓挫しているなら原因と改善を検討すべきだろう。社内で同じようなものを平行して開発するほどアホなことはない。*1

さらにその後、会議室で、TLOかどこかから人を呼んで特許出願の説明会があったが不参加。前に社員が申請を希望した特許を会社が握りつぶした経緯を見る限り、会社が本心から社員の特許を望んでいるとは思えない。世間の風潮に沿って社員の特許を奨励する振りはしているが、会社や経営者の本音は、自分たちより良いアイデアを出す奴は気に入らないし、そんな不愉快なアイデアの特許申請に会社(経営陣)の金を使いたくない、というのが(深層意識での)本音だと思う。
一応書いておくと、そういう考えがケシカランと言うつもりは無くて、ただ形だけの特許奨励に乗っかって時間を無駄にしたくないだけ。説明会に出るとしたら、実際に社員の誰かが特許を出した後かな。

*1:後で聞くところによると、その社員に話を振れない(振りたくない)のは上司の間の人間関係のせいなのだとか…。って大企業のつもりか!