朝からマクドナルド。朝マックの割引クーポンが残っていたので間に合うように行った。そのまま昼前まで読書。帰りに靴屋紳士服店と古本屋に寄って日用品を購入。靴屋に寄ったのは、少し前に買った靴の裏がはがれ掛けている(でもまだ履いてる)ので新しいのを見繕うため。なのだが、いまいち気に入るのが無かった。まあまあかなと思う靴もあったのだが、2千円以下の安物で、すぐに駄目になりそうだったのでやめておいた。替りに280円で売られていた靴用の接着剤を買った。これではがれた箇所を接着してみて、それでも駄目だったら改めて新しい靴を探すとしよう。
帰宅後、洗濯と読書。『猫とともに去りぬ』の前半に収録されている短編はちょっとシュールすぎていまいちだったが、中盤以降は風刺の効いた作品が多くて面白かった。そのまま録画を見たりして過ごす。
夜、8時ごろに外出。いつものトンカツ屋で夕飯をとった後、TSUTAYAと水島書房をハシゴ。TSUTAYAではドストエフスキーの『死の家の記録』を購入。ずっと古本を探していたのだがいつまでたっても見付からないので新本で購入した。この本の中に、囚人に穴を掘らせてまた埋め戻させるという拷問(苦役?)を与える場面があるらしい。身体的な苦役に加えて無意味な作業を延々とさせることで精神的苦痛を与えるのが目的だったようだ。無意味な作業を延々と続けることが人間の精神に大きな負荷となることを思い知らされるエピソードである。
この本の穴掘りのことには、ちょうど大学院で無意味としか思えない実験をしていてひどい虚しさを感じていた頃に知った。研究テーマがあいまいで当面の実験の目的も無く、それでも「何か作業」をすることを要求されていたわが身と、穴を掘っては埋め戻す囚人の姿に何か通じるものするものを感じた。