理学の研究費は10%減

株式会社ブライナ

平成18年度の日本の科学技術研究費の総額は、18兆4631億円(対前年度比3.5%増)と過去最高で、7年連続の増加となった。また、対GDP比率も3.62%と過去最高となった。

へー、意外とやるやないか。とか思ったら

これは全体の8割を占める民間企業の研究開発投資が4.6%伸びているためで、大学等は0.7%のマイナスとなっている。

企業の投資が増えただけでしたとさ。

 一方で大学の研究費を見てみると、国立大学が4.2%減の1兆4277億円、公立大学4.5%減の1765億円となっている中、私立大学は2.7%増の1兆7782億円となっている。学問分野別では、自然科学系が1.2%の減となっているが、特に理学は10.4%の減と大きく下がっている。

10%減て…。元から大学の研究費は足りないのに1割も減らされるなんておにーさんおじさんびっくりだ。

大学の統廃合で研究室の数も減っているだろうから研究者・学生の一人当りの金額の変化は上の数字より小さいのかもしれない。…けど、研究費が無くて泣きを見た身としては暗澹たる気持になる。
やはりこの国の政府は教育に金をかける気はまるで無いらしい。教育も研究も企業に頼っているだけ*1
この状況で科学技術立国とか言っている政府関係者はよほどの恥知らずか馬鹿じゃなかろうか。

*1:もしかして研究投資に積極的なのは外資系ばっかりだったりして。どっかに資料ないだろうか?