今日は実験。社内用試験機の計測部の改造が終わったので、試料とセンサを取り付けて測定の準備。
測定はすんなりうまくいったのだが、実はこれはあまり喜ばしいことではなかったりする。と言うのも、今回の実験は先日変更したフィードバック制御の効果を検証するのが目的だったからだ。願わくば、以前の制御方法で測定できず、かつ変更後の制御方式で測定できるというのが理想的であった。
ところが実際は、どちらの制御方式でもデータにほとんど差がなかった。つまり今回の変更では性能の改善が無いということである。

…本音では今回の変更は本質的には間違った方法だと思っているので、露骨な改善があったとしたらそれはそれで不可解なのではあるが。

まあ今回の変更では少なくとも性能の低下は無さそうで、どことなくデータがきれいになった気がするので、一応良いことにする。すぐにすぱっと解決するのも難しそうだし。

久しぶりに遅くまで残業したら一日が長い長い。