ちなみに、IMDの評価では日本の国際競争力は世界51カ国と9つの地域の中で24位。中国や台湾、マレーシアなどの近隣諸国の後塵を拝している。次世代の人材を生み出すべき大学教育にいたっては、何と56位に評価されている。留学生教育の体制が整っていないことや、社会人教育が貧弱であることなどが主な理由である。IMDは投資対象国としての国際競争力を評価するという側面が強いので、鵜呑みにはできないにしても、海外から日本がそう見えるということについては、真剣な反省と、競争力を高める施策が必要なはずである。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070726/130799/?P=3