いつも通り注文してあった本を受け取った後、研究室へ。今日は助教授か助手に相談したいことがあったのだが、学生も含め誰も来ていなかった。
夕方頃からかなり強い欝症状が現れた。むやみに悲しいやら情けないやらで、こめかみと眉間が緊張でこわばり、緊張で胃のあたりの調子が悪くなる。苦しいとか痛いというより、体がすくむような感覚である。痛みは無いので立ったり歩いたりするのに支障は無いが、なんだか足元が覚束無い。
そういえばこの感じには憶えがある。大学生の頃にしょっちゅう感じていた苦しさだ。あの頃も同じ苦しさに悩まされ、その結果子供時代にかけられた呪いのせいで自分の感覚がおかしくなっていることを自覚した。
あれから10年かけてひとつづつ呪い解除してきたが、全部解除するにはほど遠いらしい。もしかしたら一生終わらないかもしれない。かなり凹む。