風邪が治らない。咽痛い、鼻水が…。それでもどうにかリファクタリングしたり、UMLでソフトウェアの構造図を描いたり、doxygen用のコメントを整理したり。あんまり頭を使わない作業をぼちぼち。

またしても、ある人から近々退職するという事を聞いた。もっとも、彼が少し前に休みをとっていたときからそんな気がしていたので、ああやっぱりかというところである。これで2〜3数ヵ月で3人目になる。いずれの社員もそれなりの仕事をこなしている人達ばかりであるから、彼らの退職後には別の社員達にかなりのしわ寄せが行くことが予想される*1。そうやって負担の増えた社員が続いて辞めていくことになるかもしれない。

あきれたことに彼らの上司は引継ぎについて何の指示も出していないらしい。退職者が自主的に引継ぎの資料を作っているようだが、直接の引き継ぎ作業が行われることはなさそうだ。実際これまでもこの会社では、人がいなくなってから新たな求人を出すのが常だった。新たに入社して来た人はろくな資料もない状況でいきなり実戦投入されて面食らうということが繰り返されてきた。このように仕事がブツ切りになって技術や経験が失われてきたのだが、経営陣がそのことをわかっているのか甚だ怪しい。もしくは引き継ぎなど不要なほど「誰にでもすぐできる仕事」だと思っているのかも知れない。

*1:退職者の一人はソフト開発者なので、私にもお鉢が回ってくる可能性はある。